α-Xplorerについて | 株式会社ダイセン電子工業

α-Xplorerについて

初めてのロボットに最適!『α-Xplorer』を徹底解剖 ‼︎

『iPad版C-Style』はBluetoothモジュールを搭載したロボットキット『α-Xplorer(アルファ・エクスプローラ)』を制御するプログラミングアプリです。タッチ操作で直感的に、そして感覚的にプログラミングを行うことができ、プログラムの修正・試行を手返し良く行える、プログラミング体験に適したアプリです。材質・構造ともに耐久性に優れたボディを持つ『α-Xplorer』は、標準搭載された左右の反射センサーに加え、様々なデバイスを追加搭載できる拡張性に富んだロボットです。
初めてのロボットに最適! α-Xplorer(アルファ・エクスプローラ)
初めてのロボットに最適! α-Xplorer(アルファ・エクスプローラ)
α-Xplorer(アルファ・エクスプローラ) センサー前向き
α-Xplorer(アルファ・エクスプローラ) センサー下向き
α-Xplorer アルファ・エクスプローラ ロゴ
Windows OSでプログラミングを行うことを標準とする『α-Xplorer』にBLUETOOTHモジュールを搭載することで、iPadによるプログラミング・無線通信を実現。付属の反射センサーにより衝突回避、落下防止やライントレースなどの動作を制御可能。

Size: 90x130x54mm / Weight: 170g
OS: Windows XP or later
iOS10.0 or later (with BLE Module)

C-Styleアイコン
DAISENオリジナルアプリ『C-Style』を使用してプログラミングを行います。操作は簡単でわかりやすく、かつ奥行きのある本格的なアプリです。アプリは無料でダウンロードできるので、ロボット購入の前にお試しいただくことも可能です。

α-Xplorer 本体各部名称

α-Xplorer本体各部名称1
α-Xplorer本体各部名称2
α-Xplorer本体各部名称3
α-Xplorer本体各部名称4

電池残量の確認

待機時のLED点滅と電池残量の関係
待機時のLED点滅と電池残量の関係

電池残量がひと目でわかる

『α-Xplorer』は単三乾電池3本で駆動するロボットです。電池残量が少なくなってくると、モーターの回転速度の低下やBluetooth通信が不安定になる場合があり、これらの現象を回避するために早めの電池交換が必要です。
標準搭載の3色のLEDに電池残量を示す機能が備わっています。電源をONにした待機時に点滅しているLEDが、緑色の場合は電池残量が4.00V以上、橙色の場合は3.40〜4.00V、赤色の場合は3.40V以下を示しています。また『C-Style』のセンサーモニターでも電池残量のモニタリングが可能で、こちらは残量を数値で確認することができます。
※ ロボットの正常な動作を安定して得られるよう、電池残量4V以上での使用を推奨しています。電池交換の目安にしてください。

使用する電池についての注意

『α-Xplorer』には、単3形アルカリ乾電池を使用してください。本体に電池をセットする際は、電極の向きに注意してしっかりと取り付けてください。3本とも必ず同メーカーの同じタイミングで開封した(電池残量が等しい)アルカリ乾電池を使用してください。これは本機に限らず電池を使用する機器全般にあてはまることですが、電池残量に差がある電池を同時に使用すると電池の液漏れや発火の原因となり、機器の破損につながる恐れがあります。機器の使用頻度の低い時期は、必ず電池を取り外して保管してください。電池の取り扱いには十分注意するようにしてください。

Bluetoothモジュールを追加搭載してiPadでプログラミング

α-Xplorer Bluetooth搭載モデル
Bluetoothモジュール

iPadによる無線通信が可能に

標準タイプの『α-Xplorer』にBluetoothモジュールを追加搭載することで、iPadによるプログラミングが可能になります。ロボットと通信する際の煩わしいケーブルの抜き差しが不要になります。
標準タイプの『α-Xplorer』にBluetoothモジュールを追加搭載する場合は、本体取り付け後に設定を行う必要があります。設定手順やその他の詳細は、取扱説明書を参照してください。

標準装備の反射センサーは手動で簡単切替

α-Xplorer 標準搭載反射センサー
α-Xplorer 反射センサー取り外し
α-Xplorerには、前方部分に左右ふたつの反射センサーが標準搭載されています。反射センサーとは、センサー部から赤外線を発射し、その跳ね返りを感知して障害物との距離を測ります。ただし障害物の材質や色合いによって赤外線の跳ね返り(反射)の量が変化するので、正確な距離は測定できるものではありません。

センサーはコネクター接続なので手動で簡単に切り替えることが可能です。

α-Xplorer 反射センサー前向き
反射センサー仕組み 前向き

前向きに接続すると衝突回避

反射センサーを前向きに取り付けることによって、前向きに目があるような状態になるので、障害物との衝突を避けるプログラムなどを作成することができます。
α-Xplorer 反射センサー下向き
反射センサー仕組み 下向き

下向きに接続すると落下防止

反射センサーを下向きに取り付けることによって、下向きに目があるような状態になるので、落下防止やライントレースなどのプログラムを作成することができます。

別売の反射センサーを搭載するとこれらの動作を同時に行うことが可能です。

α-Xplorer オプション反射センサー
オプション反射センサーを取り付けたα-Xplorer
衝突回避と落下防止の動作を同時に行う場合は『反射センサーBlack』を追加搭載し併用します。反射センサーの接続ポートは、赤色がCN1/CN2、黒色CN3/CN4と定めれらているので、両パーツを搭載する場合は接続先が異なる赤と黒の2種類を使用するようにします。同色のセンサーを使用すると正常な動作は得られません。

別売のタッチセンサーを搭載すると衝突を検知することが可能になります。

α-Xplorer オプションタッチセンサー
α-Xplorer オプションタッチセンサー搭載例
オプションタッチセンサー 仕組み
α-Xplorer オプションタッチセンサー搭載例
タッチセンサーはロボット前方部に搭載し、左右のバンパーが障害物との接触を検知するセンサーです。タッチセンサーは前向きに装着するので、下向きに反射センサーを併用することが可能です。反射センサーと同様、黒色のタッチセンサーの接続ポートはCN3&CN4です。

教材用オプションデバイス

プログラミング学習の幅を広げる教材用オプションデバイスは、温湿度や照度の計測から光や音の出力など様々なタイプのデバイスをラインナップしています。それぞれ単体での使用はもちろんのこと、各種センサー・出力デバイスそしてロボットの動作の組み合わせ次第で、何十種類もの機構とそれに伴うプログラムを考えることができます。これらを応用することで、各分野における問題解決・生活における利便性の追求など、あらゆる方向にプログラミング学習を広げることが可能になります。
教育オプション搭載例1
教育オプション搭載例2
教材用オプションデバイスシリーズ
教材用オプションデバイスシリーズ

これらのデバイスは教材用に開発されたものです。
初めてのロボットプログラミング学習の応用として最適な商品です。

シグナルLED

単色LEDライト。3色を一列に並べると信号機のように使用可能。
接続ポート

ブザー(メロディ)

音階をプログラミングするとメロディーを奏でるブザー。
接続ポート

ブザー(ビープ)

単一のビープ音を鳴らすブザー。
接続ポート

スイッチ

プログラムの開始や、動作中の切り替えなどに使用可能。
接続ポート

照度センサー

周囲の明るさを検知するセンサー。
接続ポート

衝撃センサー

衝撃や空気の振動を検知するセンサー。
接続ポート

温度センサー

周囲の温度を測定するセンサー。
接続ポート

水分センサー

土中などの湿り気を検知するセンサー。
接続ポート

オプションデバイスはコネクター接続なので手動で簡単に脱着が可能です。
オプションデバイスを接続するためにはコネクターの実装が必要になります。

コネクター実装済みBluetooth搭載版α-Xplorer
iPad版C-Style センサーモニター OUTオン時
3ピン・4ピンコネクター
アナログ入出力ポート 3ピンコネクター実装例1
アナログ入出力ポート 3ピンコネクター実装例2

入出力ポート

α-Xplorerに追加のデバイスを搭載するためには、それぞれのポートにコネクター(3ピン)をハンダ付けする必要があります。CN10は標準的にセンサーモニターの電池残量確認用に使用しているので、デバイスの接続にはCN1〜CN9のポートを使用します。
I2Cポート 4ピンコネクター実装例

I2Cポート

カメラやコンパスなどのセンサーを搭載する、またはロボット同士の通信を行う場合などにI2Cで接続します。I2Cポートは2つで、使用する際はコネクター(4ピン)をハンダ付けする必要があります。
※ I2Cポートに接続するデバイスは、Windows版C-Styleでのみ制御可能です。

多種多様な拡張デバイス

拡張デバイス
DAISEN製ロボットには上記の他にも様々なデバイスを搭載することが可能です。用途に応じたデバイスを様々な方法で搭載し、オリジナルのロボットを作成することができます。その豊富な拡張性を最大限に活かした改造・プログラミング・検証を繰り返し行い、ロボット競技会にて好成績を収めるユーザーも少なくありません。ロボットプログラミングの醍醐味のひとつとも言える『オリジナルロボットの製作』まずは小さな改造から始めてみてはいかがでしょうか。
様々な用途に合わせて改造されたロボット